ブラシを使わずにIllustratorで雲を再現する方法がとっても簡単に作ることができるので、今後使うシーンのために覚えておきたいです。今回は「楕円形ツール」と「効果」だけしか使わないため、覚えてしまえば1分程度でできてしまいます。
1分でできる!illustratorで雲を作る方法
背景はグラデーションツールで青空(水色→白)のようなを作っておきます。
以下、Illustratorで雲を作る方法のフローになります。
楕円形ツールで適当なサイズを作成する
楕円形ツールで、1つ適当なサイズの楕円を作成します。作成後に、変形させることができるので、適当なサイズで大丈夫です。
ラフ効果を付ける
【効果】→【パスの変形】→【ラフ…】から効果を適用します。
今回は【ラフ】の効果は以下のように設定しました。
サイズ:5%、詳細:10/inch、ポイント:ギザギザ
数値は楕円形ツールで作成したサイズによって変わってきますが、楕円の周りが画像のようなギザギザになれば、数値は変更も大丈夫です。
ラフの設定でギザギザが雲のモクモク感を表現してくれる部分なので、ギザギザが大きければ霞んでるような雲ができ、小さければもう少し輪郭がはっきりした雲を表現できるので、作りたい雲のイメージによって色々試してみても良いかもしれません。
ぼかし効果をつける
【効果】→【ぼかし】→【ぼかし(ガウス)…】から効果を適用します。
今回は【ぼかし(ガウス)】の効果は以下のように設定しました。
半径:35pixel
今回は35pixelで適用していますが、値は前後に設定しても大丈夫です。こちらもアピアランスパネルから、あとで変更することができるので、いろんな数値を試しても良いかもしれませんね。
完成
こちらで一旦完成です!2ステップで完成したので、手順を覚えればとっても簡単に作ることができます。
雲をもう少しリアルに作ろうすれば、楕円の形をもう少し歪ませたり、雲の透明度を下げる、雲の陰影を付けるために少し色の付いたレイヤーを重ねる、などでリアリティを上げることがきます。(さらに細かく再現したい場合などはブラシなどで調整しても良いかもしれません)
最終的にできあがったものをアウトラインで表示してみると、少し重ねたり、楕円を歪ませたりしています。
Illustratorの楕円形ツールと効果のみで雲を作る方法でした。